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ヨーロッパ・スーパーカップ:FCバルセロナ - セビージャ (0-3)

序盤からリード。開始7分、0-1。相手の攻撃に耐えました。カヌーテが試合の流れを引き寄せ。絶好調プエルタを擁し、世界一と呼ばれるチームを攻めたてました。夢に見たファイナル。

Javi Navarro alza título de supercopa Europa 2006

試合前、ホセ・マリア・デル・ニド会長はダビドが最強チームを相手にした一戦でセビージャのカギを握るとコメント。好調なスタート。早々に先制点。前半終盤は猛攻をしのぎました。ハーフタイム前、カヌーテが勝利を引き寄せるゴール。後半はそれ以上の展開。バルサには強烈なセビージャとなり、ただただセビージャの守りの前に何もできませんでした。プエルタが試合終盤、PKを奪いました。マレスカが確実に決め、あとは勝利へ。セビージャがチャンピンに。

これが美しい歴史の最後を飾りました。スターティングメンバーに漂う空気。ポウルセンの精度が試合を左右しかねませんでした。前半のサプライズ。後半はカヌーテと前線でコンビを組みました。フアンデ監督は最終的に継続性を重視し、スターティングメンバーにルイス・ファビアーノを起用。パロップがゴールを守り、ダビドとダニエルがSB、エスクデとハビ・ナバーロがCB、レナト、ヘスス・ナバス、カヌーテが11人に入りました。

Celebración jugadores final Supercopa 2006
Entrega trofeo Supercopa de Europa a Sevilla FC 2006
Jugadores celebran trofeo supercopa de Europa 2006

開始からセビージャが試合をリード。バルセロナはボールを持つも、セビージャはカウンターのチャンスを辛抱強く待ちました。ルイス・ファビアーノがヘディングで相手を崩しますが、ビクトル・バルデスの見事なセーブでゴールを割れず。2度目のチャンスでは高速でサイドアタック。速さと強さ。セビージャのカウンターでレナトがルイス・ファビアーノにパス、このブラジル人はバルデスの至近距離からシュート。カタルーニャ地方のGKはシュートを阻止、後ろから来たレナトがボールをゴールに蹴りこみました。0-1。

ルイスが作るゲーム、バルサが嫌いな流れ。疲労がみえるようでした。一方のセビージャは固い守りと速い攻撃。再びカウンター攻撃を仕掛け、ナバスが相手エリアの中央へ。ルイス・ファビアーノがヘディングで決定機を作りました。ボールはわずかにゴールを外れました。

開始からセビージャが試合をリード

カタルーニャ地方のバルサは最初の30分が過ぎるまで、セビージャを攻めることができませんでした。ロナウジーニョのスーパープレー、エトーがチャンスを得ましたが、セビージャディフェンスがシュートを阻止し、ボールはパロップの手へ。フアンデ監督の選手たちは守りを固め、バルサはペースアップ。セビージャのCBの仕事が大きな役割を果たし、ポジションをキープすると共に、試合に勢いをつけました。エトーがエリア外からシュートを放った際にはパロップも活躍。フアンデ監督の選手たちは強力なバルサの攻撃陣を前に確実に仕事を遂行。

苦しい時間帯。しかし、サッカーの法則、前半終了間際、再びセビージャが勝利へ一歩近づきました。コーナーキックからバルデスが弾いたボール、ナバスがエリア外からヘディングし、カヌーテがゴールネットを揺らしました。スタンドは熱狂に。0-2。スーパーカップは身近なものとなり始めました。世界最強と言われているチームでも関係ありません。ロナウジーニョとそのチームメートにも臆しません。これがセビージャ。

勝者の自信。

ハーフタイム、フアンデ監督はメンバーを交代。ルイス・ファビアーノに代えてマルティをピッチに投入。中央での支配を高めるのが目的です。セビージャは試合の流れをつかみ始めました。ポウルセンが3点目のチャンスを得ましたが、左サイドに寄り過ぎていたため、シュートまで時間がかかりすぎました。グジョンセンが終了30分前、エリア内からシュートを放ちましたが、ここでもパロップ。

セビージャは確実なプレーをし、試合をコントロール。毎秒、各ボールタッチ、各瞬間、セビージャの試合であることを実感できました。65分、セビージャが決定機。カヌーテのヘディングのボールをレナトがシュート。ボールはバルデスをかわし、右ポスト近くへと吸い込まれていきましたが、プジョルがゴール下で阻止。

バルサは点差を縮めるために反撃を仕掛けてきました。そのたび、ポウルセンを中心としたセビージャの固いディフェンスにはじき返されました。終盤、ナバスがカウンター攻撃をしかけますが、シュートはバルセロナのGKに弾かれました。次の場面、アドリアーノが漫画のようなプレーをし、セビージャの3点目を狙いました。時間は刻々と過ぎましたが、フアンデ監督の選手たちは手を緩めることがありませんでした。徐々にセビージャの勝利が近づいてきました。終盤、プエルタのプレーがPKを呼び込みました。いつものようにマレスカがゴールネットを揺らしました。実力を発揮したことはいうまでもありません。0-3。その後、プエルタがこの夜最高のプレーを披露しましたが、ゴールにはならず。

時間は過ぎ。刻一刻と。90分。セビージャがチャンピオンに。スーパーチャンピンに。スタンドは歓喜の渦。すべてのサポーターがそこにはいました。アイントホーフェンの時のように、実力を発揮しました。勝利にあたい。ダビドが活躍。相手は強敵。想像以上。多くのカードを持った相手。でも試合の結果はわかりません。それを証明。アンダルシア地方、セビージャ、ネルビオンの人々。セビージャFCがスーパーチャンピンに。

試合記録

0. FCバルセロナ: バルデス、ベレッチ、マルケス、プジョル、シルビーニョ(ジュリ、71分)、モッタ(グジョンセン、56分)、シャビ(イニエスタ、56分)、デコ、メッシ、エトー、ロナウジーニョ

 

3. セビージャFC: パロップ、ダニエル・アルベス、ハビ・ナバーロ、エスクデ、ダビド、ヘスス・ナバス(マレスカ、75分)、レナト、ポウルセン、アドリアーノ(プエルタ、80分)、カヌーテ、ルイス・ファビアーノ(45分)

 

得点: 1-1 25分 ルイス・ファビアー, 0-2 78分、マレスカ, 0-3 84分、マレスカ

 

審判: ファリーナ(イタリア)警告:シルビーニョ、カヌーテ、アルベス、ハビ・ナバーロ、エスクデ、マレスカ

 

記録: ヨーロッパ・スーパーカップ2006決勝。8月25日、モナコ。観衆:17400人アルベルト王子が観戦。ダニエル・アルベスがこの試合のMVP。