エン・ネシリのゴールで2試合連続白星
クロニクル

3-2:試合終了間際にエン・ネシリが2点目を決め、勝ち点3獲得

前半は2点リードで快勝していたセビージャ。しかし、後半、同点に追いつき、スタジアム全体に緊迫した空気が流れていたところ、エン・ネシリが2点目となるゴールを決め、勝ち点3を持ち帰った。

説明のできない試合を行なってしまうことがある。ホームスタジアム、サンチェスピスフアンで行った今回の試合もその一つである。2−0と前半リードしていながらも、後半、オサスナに2点も追い上げられ、同点に追い込まれたのである。スタジアムが緊迫し、諦めもあったなか、エン・ネシリが94分と試合終了間際に、最後の1点を追加し、劇的な勝利を得ることができたのである。2試合連続で勝利したセビージャ現在得点46に伸ばし、暫定3位に入り込んだ。

オサスナに決定機を与えることなく、ほぼセビージャ優勢で繰り広げられた前半。試合開始15分、相手からボールを奪ったオリバーがゴールエリア内までボールを運び、オサスナのディフェンスが整っていないなかエン・ネシリを見つけ、パスをし、エン・ネシリが先制点を決めたのである。セビージャの勢いは止まらず、主導権を握り試合を動かしていった。エン・ネシリのゴール直後にヘスス・ナバスからボールを受けたオカンポスにも決定機を迎えるが、ゴール枠上をいき特点には至らなかった。

ロペテギ監督は負傷したフェルナンドの代わりにグデリィを入れた。グデリィは、チームメートとの連携をとり、攻めていった。そして、またしてもスタジアム中が歓喜する瞬間を迎える。前半終了前に、オリバーのコーナーキックにオカンポスが合わせ、ヘディングシュートを決めたのである。2点リードで試合を折り返したセビージャ。快勝かと思われたものの、悪夢が待ち構えていた。

ハーフタイムに立て直したアウェイチームのオサスナ。勢いを増してセビージャを攻めてきた。そして後半開始直後に、アルナイスがボノの右手横にあった隙間を狙い、力強いシュートを放つ。外れたものの、セビージャに初めて緊張の糸が張り詰めた瞬間であった。その後、2度のイエローカードを受けたヘレーラが退場となり、オサスナが1人少ない状態で争うこととなる。セビージャ優勢に思えたなか、オサスナのフリーキックから、マークの外れていたアリダネがシュートを決め、1点を決めた。1人少ない状況の中、ゴールを決めてきたオサスナに対し、緊張と焦りがセビージャ側に見え始めた。

試合残り15分のところ、VAR判定によりグデリィのハンデが取られ、オサスナにペナルティーキックが与えられた。ロベルト・トーレスがPKを決め、同点に持ち込んだ。前半からは予想もしていなかった出来ごとに、セビージャは焦りが隠せなかった。しかし、力になったのがスタジアムにいる観客の声援であった。そして、相手チームは1人少ない状況。セビージャは冷静さを取り戻し、再度攻撃をはかる。

ここでまたしても勝ち点3を逃したくはなかったセビージャ。その執念の現れか、ペナルティーエリア内で跳ね返ったボールをモロッコ代表のエン・ネシリがボールを押し入れ、2点目のゴールを決めた。スタジアム中が歓喜に湧いた瞬間であった。全員が一体となり喜びを分かち合った。劇的な勝利を制したセビージャが2試合連続で勝ち点3を持ち帰った。

試合情報

3. セビージャFC:ボノ、、ヘスス・ナバス、クンデ、セルヒオ・ゴメス、エスキュデロ、フェルナンド(グデリィ、32')、オリバー・トーレス、フランコ・バスケス(デ・ヨング、73')、ロニー・ロペス(スソ、66')、オカンポス、エン・ネシリ

2. CAオサスナ:セルヒオ・エレーラ、ロンカリア、アリダネ、ダビド・ガルシア。エストゥピニャン、ダルコ、オイエル、ロベルト・トーレス(ウナイ・ガルシア、89')、ラト(ルベン・ガルシア、78')、アルナイス(ルベン、54')、エンリク・ガジェゴ

得点: 1-0 エン・ネシリ、13分; 2-0 ;オカンポス、45分; 2-1 、アリダネ、64分; 2-2 
ロベルト・トーレス、74分(PK); 3-2 エン・ネシリ 90+4分

イエローカード:フェルナンド、オリバー・トーレス、ダルコ、エレーラ(退場)

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