アトレティコ・マドリードとの上位対決に引き分ける
クロニクル

2-2: アウェイゲームに奮闘 上位対決に引き分ける

アトレティコ•マドリードとの試合は取ったり取られたり、両者譲らずの試合であった。ヨーロッパチャンピオンズリーグ圏内にいるセビージャは、上位4位から外れない位置をキープするために奮闘。上位対決はドローに終わった。

ホームゲームでの勝利が続いていた中で、良いアウェイゲームであったといえるであろう。もしも、先日のヨーロッパリーグにてアトレティコ・マドリードが相手を破り勝利していたら、セビージャはベスト16に進出できていなかった。そんな相手との対戦。前半は白熱した試合が繰り広げられ、デ・ヨングの先制点でセビージャがリードしつつも、アトレティコが同点ゴール、そしてそのわずか数分後には追加点を決め、逆転されてしまう。オカンポスがラリーガ10点目のゴールを決め、引き分けに持ち込むも、後半はどちらも得点を決めることができず、両者勝ち点1を持ち帰った。

白熱した前半戦であった。ホームチームであったアトレティコがまずは主導権を握り試合を動かしていった。しかし、そんな中での前半20分。ヘスス・ナバスがジョルダンにパスをし、デ・ヨングへと繋げると、的確にボールをコントロールし最後にシュートを決めた。ロペテギ監督率いるチーム全員が思い描いていた良いスタートを切ることができたのであった。しかし、またしてもVAR判定により全てが覆されてしまうこととなる。

ペナルティエリア内で、セビージャのジエゴ・カルロスがハンドをしたという判定を下され、アトレティコにペナルティキックが与えられる。モラタがPKを決め、同点に持ち込んだ。 セビージャが先制点を決めてからわずか10分で、VAR判定によりペナルティキックがアトレティコに与えられての同点である。

またその4分後にはジョアン・フェリックスが逆転ゴールを決める。 VAR判定から、集中力を失っていたセビージャの隙をつかれたゴールであった。ジョルダンのミスで、コケにボールを取られ、ジョアン・フェリックスにボールが渡る。ヴァツリークがゴールを守れるポジションにいるかと思われていたものの、クンデに当たり曲がったボールは、ゴールネットを揺らしてしまうこととなった。ものの数分で、逆転されてしまったセビージャ。しかし、前半残り10分。そこでまたしてもVARが介入。ゴールライン上でレギロンのシュートをゴールキーパーのオバラクが止めたとされ、またその後にトリッピアーのオカンポスへのファウルにより、セビージャにペナルティキックが与えられたのである。

オカンポスがペナルティキックを蹴り、同点ゴールを決める。2度ものVAR介入により、アディショナルタイムとして6分も追加された。そして、白熱した前半は同点のまま終了した。前半燃えていた選手たちの熱がハーフタイム中に冷めたのか、後半は前半と全く別のような試合が繰り広げられることとなる。

 両チーム、お互いにお互いの圧力を感じてはいた。そして、そのプレッシャーからか、どちらも決定機を作れずに後半が過ぎていった。 ロペテギ監督は、スソの代わりにエン・ネシリを入れ、ジョルダンの代わりにセルヒオ・ゴメスを入れ、ディフェンスラインも固めた。そして、3度目、最後の交代に、オカンポスと代わってバスケスを入れた。しかし、特に大きな動きは見えないまま、2−2で試合は終了。チャンピオンズリーグベスト16の座を競ったライバルと引き分ける良い試合内容ではあった。

しかし、喜ぶ暇も、休む暇もない。一早い回復をし、来週の、シーズンの中でも重要な試合に向けて準備を進めていかなければならない。木曜日にはホームスタジアムにてヨーロッパリーグ第1戦目、ASローマとの対戦が、そして週末にはダービー戦が待ち構えているのである。

試合情報

2. アトレティコ・マドリード:オブラク、トリッピアー、サヴィッチ、フェリペ、マリオ・エルモソ(カラスコ、54')、サウール、ジョレンテ、コレア、コケ、ジョアン・フェリックス(ビトーロ、80') モラタ(ジエゴ・コスタ、68')

2. セビージャFC: ヴァツリーク、ヘスス・ナバス、ジエゴ・カルロス、クンデ、レギロン、グデリ、バネガ、ジョアン・ジョルダン(セルヒオ・ゴメス、74')、オカンポス(フランコ・バスケス、81')、スソ(エン・ネシリ、63')、デ・ヨング

得点: 0-1 19分、デ・ヨング; 1-1 32分 モラタPK; 2-1 36分 ジョアン・フェリックス; 2-2 43分 オカンポス PK

イエローカード:ジエゴ・カルロス、ロペテギ、ヘスス・ナバス、バネガ、グデリ、ジョアン・フェリックス、トリッピアー

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